ニクニクドットミー

カッコいいおっさんを目指すエンジニアの厳かなブログ

2022年を振り返る

繰り返す、これは転職エントリではない。繰り返す、これは転職エントリではない。
さて、昨年の引き続き2022年を振り返ってみようと思う。ちなみに瓶ビールを3本空けてこの記事を書いていることを了承願いたい。

2022年1月~4月

このタイミングはヌーラボで務めており、なかなかにハードな時期だった。
忙しくチームメンバーも切羽詰まって感じがあった。あまり残業はしない方だがこの時はチームメンバー遅くまで作業していたこともあり、体調を崩すこともあったので「いのちを大事に」を発動した(チャットにしんどいから休める時は休もうと声掛けした。今日マストじゃなければ日をずらすなど負担を減らした)
4月はNulabのカンファレンスNuConに登壇するなどした。

プライベートでは知り合いのエンジニア達とジョジョ展in金沢に参加した。最高すぎて涙腺が崩壊した(ほんとにいい大人が大泣きした)
複製原画やグッズを買っていたらMacBook Proと同額の金額になったが必要経費なので問題ない。

2022年5月~8月

ハードを乗り越えて若干バーンアウト気味になった。この時に毎朝アプリケーションのメトリクス確認、アラート確認を行うようになった。
普段のメトリクス(メモリ,CPUなど)をMackerelで把握することで異変に気づく機会が増えたと思うし、これはいまでもやってよかった習慣だったと実感している。
いろいろ勢い余って8月には二週連続で登壇するなどした。

めっちゃ大変だったが登壇してよかったと思う。

2022年9月~10月

スマートバンクに転職が決まった。まず真っ先にチームメンバーに共有した。本来は上司に報告するのが筋かもしれないが、自分はチームメンバーに話をするのが筋だと思ったのでそうした。(別に問題はなかった)応援してますと温かい言葉をもらえたのが嬉しかった。
とあるバッチ処理をGoで書き始めインフラの準備も合わせてしていった。結構前から着手していたが差し込みがあったり、コードを書くのが遅かったりして時間がかかってしまった。チームメンバーはGoに長けているのでめちゃくちゃ助けてもらった。
最終日が近づき社内のチャットに退職をアナウンスした。いろいろとDMも頂き、雑談するなどした。転職にあたってよかったポイントを伝えるなどヌーラボにも活かせると思ったこと共有した。

チームメンバーが福岡にいるのでオフラインで会うことはなかったが、1名が東京に用事があるとのことでそのタイミングで飲んだ。バイスサワーを鬼のように飲んでテンション上がってしまい、はちゃめちゃになった気がする(覚えてない)

妻とドロヘドロ展に参加した。複製原画やグッズを購入した。複製原画は購入するつもりがなかったがテンションが上がりつい購入してしまった。散財である。
2023年1月に到着予定なので楽しみ。

ヌーラボを退職。

2022年11月~2022年12月

11月から有給消化となっていたので満喫した。ウマ娘プリティーダービー4thイベントエクストラステージのday1に現地参加した。ベルーナドームは寒かったけど自然豊かでぶらぶらしてみたいぐらいだった。

はちみー(はちみつのドリンクで作中トウカイテイオーが愛飲していた)は売り切れていたので、にんじんハンバーグとオグリキャップがなりたかった土手煮、ゴールドシップの焼きそばを食べた。にんじんハンバーグは大行列で1h30minぐらい並んでいた気がする。おかげで忍耐力がついた。
ライブは非常に盛り上がり名曲ばかりで感動した。特にシンデレラグレイゾーンのタマモクロスの曲はスクリーンにシンデレラグレイの名シーンが流れて思わず涙腺が崩壊しかけたが耐えた。
学んだことはペンライトが必須であること。いらないだろうと購入しなかったが曲にのりずらいし、一体感も出ないので次は購入して参戦したい。

あと初めて競馬を生で見た(大井競馬場)まったく当たらなかったが迫力があり楽しかった。他の競馬場も行ってみたい。そして冨樫展にも参加した。

スマートバンク初出社をキメた。まだ一ヶ月ちょいなのでこれからだが焦らずじっくりやれることをやっていきたい。

2023年はいま取り掛かっているSRE関連の取り組みをうまく運用まで回せるように四苦八苦したい。

See you next time:)

AWS CDKに入門したので所感など

AWS CDKに入門したいなーとぼんやり思いつつ時間が経ってしまったけど触る理由が出来たのでハンズオンを試しつつ、学んだことをメモしておこうと思う。
筆者の背景としては、AWSのIaCといえばTerraformで生きてきた身なのでコードでIaCをしていく感覚がわからず、正直食わず嫌いなところがあった。
それでも触ってみようと思った理由はAWS CDKを触るちゃんとした機会が出てきたことと「CDKはいいぞ!」という声も聞くようになったので触ってみようと思った。

AWS CDKとは?

CFn(CloudFormation)を抽象化しプログラミング言語でよしなに書けるツール
抽象化することでコード量を少なくできるメリットがある
言語はTypescriptやGolang, Pythonなどが選択可能
CDKをデプロイすると裏ではCFnが実行されるという感じ

続きを読む

SRE NEXT 2022に参加して健康になりました

2022/05/14,15の二日間でSRE NEXT2022がオンラインで開催されました!
実はSRE NEXT2020ではコアスタッフとして会場の受付と懇親会の手配をさせていただきました。当時も非常に多くの方が来場されて楽しいカンファレンスでした。(2020の時のブログを書こう書こうと思って早2年経ってしまいました...)

あれから2年経ちついに開催され嬉しい気持ちでした。オンラインでの開催はどんな感じなるのかな?と思っていたのですがZoomを活用したストレスを全く感じない最高なオンラインカンファレンスを体験することができました。

改めてスタッフのみなさん、登壇者のみなさんに感謝です。

Day1の方はほぼフルで参加していたのですが、Day2の方が途中参加になる予定が残念ながら叶いませんでした。Day1で参加したセッションは以下の通りです。

続きを読む

インスタンスメタデータからタグ情報が取得できるようになったので試してみた

2022/1/6に以下の記事が公開されました。
aws.amazon.com

この記事よるとインスタンスメタデータからインスタンスに設定されているタグ情報が取得できるようになったとあります。いままではdescribe-tagsdescribe-instancesなどAPIを呼び出してタグ名を取得する必要がありました。
メタデータにタグ情報が付与されることでAPIを呼び出す必要がなくなり、APIコール数を抑えることが出来ます。

実際にメタデータからタグ名を取得できるか検証をしてみました。

続きを読む

Amazon Kinesis Data Firehoseの費用を見積もることを忘れてはいけない

これは反省記事です。ECS上で稼働しているアプリケーションのログをFireLens経由(Fluent Bit)でOpenSearchに投入する際に、間にAmazon Kinesis Data Firehoseを挟む構成を考えていました。
なぜFirehoseが出てきたかというと、今回考えていた構成はECSのプラットフォームにFargateの利用を考えており、ボリュームは利用しない構成でした。ECS FargateはエフェメラルのボリュームもしくはEFSをマウントすることが可能ですが、エフェメラルなボリュームではタスクが終了したタイミングで消失してしまうため、ログをボリュームに書き出すような構成には向いていません。
EFSの場合はネットワークを経由してデータをボリュームに書き込むため、アプリケーションのパフォーマンスに影響が出る可能性があり、利用しませんでした。

仮にFireLensからOpenSearchへのログ投入がなにかしらの影響で詰まってしまうとログの欠損や遅延が発生すると考え、間にAmazon Kinesis Data Firehoseを挟む構成を取りました。

ECS -> FireLens -> Firehose -> OpenSearch

ご存知の方も多いかと思いますが、Firehoseの金額の計算式は以下の通りです。(取り込みのみ引用)

取り込みの料金 3 KB のレコードサイズを 5 KB の倍数の取り込みに切り上げる = 5 KB 最初の 500 TB/月の料金 = 0.029 USD/GB

取り込みで請求される GB = (100 レコード/秒 * 5 KB/レコード) / 1,048,576 KB/GB * >30 日/月 * 86,400 秒/日 = 1,235.96 GB

月間の取り込み料金 = 1,235.96 GB * 0.029 USD/GB = 35.84 USD

https://aws.amazon.com/jp/kinesis/data-firehose/pricing/?nc=sn&loc=3

ポイントは取り込むデータの単位です。

取り込みの料金は階層別であり、5 KB 単位で取り込まれた GB ごとに請求されます (3 KB のレコードは 5 KB、12 KB のレコードは 15 KB として請求されるなど)。

データの取り込む際の単位は5KB単位になるため、例にあるように3KBのデータでも5KBに切り上げられてしまいます。ここをうっかりしてしまうと、あれ?思ったより高くない?となってしまいます。
僕はこの計算式をすっっっっっかり失念しており、慌てて計算しました。

Firehoseの見積もりページもあるので利用してみると良いと思います。

以下のキャプチャは秒間200レコードでデータサイズを5KBで計算した例です。

f:id:maaaato:20220103173209p:plain
Firehoseの見積もり例

ということでFirehoseの見積もりのクセを忘れてしまった男の反省ブログでした。

See you next time:)

2021年を振り返ると、気づくことが多かった

今日は2021/12/31大晦日。なぜかNetflixで浅草キットを流している。
晦日の前日、ふとツイッターを眺めているとタイムラインが振り返りブログで溢れていたので、一日遅れではあるが振り返りをしておこうと思う。
覚えている範囲でざっくり半年ごとに書いてみる。

2021年1月 ~ 6月

この時の仕事は少し泥臭い系の業務が中心だった。その中でも後々必要になるであろうワークフローを他部署に確認しながら、手順を作成するなどした。自分は手順を作るときに利用者がわかりやすいように図を作るようにしている。これはなにかたたき台を作るときにもラフ絵を書くようにしていてる。図があると全体像がパッと伝わりやすいからそうしている。

驚くことにこの泥臭い業務は半年ほど続いたが、先に上げたような工夫以外にも以下のことを気をつけた。

続きを読む

NuCon2021でLTをしたので余談多めにふりかえります

このブログはヌーラボブログリレー13日目の記事です。
12日目の記事はkwbtstsさんのクライアントだけで完結するプレゼン動画作成ツールを作って公開しました でした。

去る11月27日にNuCon2021~LOVE DIFFERENCES~がオンラインで開催されました。技術的なセッションもあれば育休をテーマとしたパネルディスカッションがあったりと多種多様なテーマで開催されました。
僕はイベントの後半にあったLTにて 「Small Talkでトビラを開く」 というタイトルで登壇させていただきました。

当日利用した資料はこちらです。もしよろしければ御覧ください。

speakerdeck.com

この記事では登壇に至った背景と余談多めにNuCon2021を振り返ります。

続きを読む