年を取るにつれて、ちょっとずつファッションの嗜好が変わってきました。
昔はウィンドブレーカーにリーバイスのサルエルにナイキのターミネーターを合わせたりというなんともガキっぽい(いまもたまに着るのですが^^;)感じでしたが、
最近はシャツにセーターを合わせ、ジーパンにローファーという大人っぽい?感じを好んで着てます。
ファッション雑誌もOCEANSやLEONを読むようになりました。モデルさんかっこいいです。
ということで、よくローファーを履くようになったのですが、履く機会が増えるとやはり汚れやすくなってしまいます。ターミネーターと違って、洗剤でゴシゴシ洗うわけにもいかず、さらに革靴なので慎重に扱わねばなりません。
愛着を持って長く履きたい!と思ったので、KIWIのクリーナーセットを購入し、磨いてみました。すんごい綺麗になりますよ。 今回買ったのはKIWIというメーカーのクリーナーセット。中身はこんな感じで、ブラシ、中性クリーナー、油性靴クリーム、布、説明書です。
KIWIについて引用。 靴磨き・手入れ-KIWI(キィウイ)-|ジョンソン株式会社
「キィウイ」は、1906年にオーストラリアでブーツの保革剤として生まれ、その2年後に発売した「ダーク・タン」の爆発的ヒットにより、オーストラリア中に広まりました。 その後、キィウイ油性靴クリームを愛用したオーストラリア兵のピカピカの軍靴が、イギリス兵やアメリカ兵の目に留まり「キィウイ」は急速な勢いで世界への普及を果したのです。
日本においても、キィウイ油性靴クリームは、靴を大切にする人たちの間で「丸缶」の愛称で呼ばれ、革靴の本格的なお手入れに無くてはならない製品として愛用されてきました。
丸缶という愛称で呼ばれているらしいです。他にもメーカーはたくさんありますが、このパッケージのポップさに惹かれて、KIWIにしました。
靴磨きの手順
さて、KIWIのクリーナーで靴を磨いてみます。 その前にどういう手順で磨くかというと。
- 汚れ落とし
- クリーニング
- 靴クリーム塗布
- ポリッシュ(ツヤ出し)
クリーナーセットについていた説明書の通りに磨いていきます。
汚れ落とし
靴のコバ(縫い合わせ部分)の泥やホコリをブラシで落とします。コバの汚れを落としたら、ブラシで靴表面の汚れを落とします。 コバより表面のホコリが多く見られました。
クリーニング
布に中性靴クリーナーをちょびっと取り、靴表面に円を描く様にのばします。その後で布で汚れを拭き取っていきます。
結構コバに溜まりやすいので、溜まったクリーナーも布で拭き取ります。
靴クリーム塗布
セットには3色のクリームが付いてました。自分の靴に合わせた色を選びます。
布に取るとこんな感じ。これを靴表面に小さく円を描くように塗り込んでいきます。 布を巻いた指先を、油性靴クリームの表面に置くと、体温により油性靴クリームを自然に布にとることができます。 油性靴クリームの塗布のしすぎは、乾きを遅らせます。また次の磨きの段階で輝きが出にくくなります。
ポリッシュ(ツヤ出し)
仕上げに掛かります。塗りこみ、しばらく乾かした後、きれいな布で乾拭きをすると輝きが出てきます。 この時にミラーフィニッシュ(鏡面仕上げ)というテクニックがあります。 靴表面に水を2,3適散らし(少量の水を指先に巻いた布に含ませてもOK)油性靴クリームを少量取ります。その後丹念に指先で円を描くように磨き上げます。 靴表面に鋭い輝きが生まれるまでじっくりと繰り返し磨きます。
仕上がり
こちらがまだクリーナーセットを買う前の汚れていた状態 BEFORE
そしてこちらが丹念に磨き上げた状態! AFTER
写真では伝わりにくいかもしれませんが、ほんとうに光り輝くほどにピカピカになりました。
こう思った
以前から革靴の手入れの仕方はどうやってやるんだろ?と思っていて、ついに実行しました。 そこそこいいローファーを買っていたので、ちゃんと手入れ出来てよかったです。それにしてもこんなにピカピカになるなんて。。。驚きです。 オシャレは足元からと言いますが、自分で磨いたきれいな靴を履くと気分が楽しくなります。 靴に限らず、身の回りの物を愛着を持って使っていきたいと感じさせてくれました。靴磨き最高。ほんとうにオススメです。